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21世紀美術館「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」と「見ることの冒険」へ

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2018年2月25日
  • 読了時間: 3分

石川県金沢市にある「21世紀美術館(公式ホームページ)」に行ってきました。

見てきた展示は「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」と「見ることの冒険」のふたつ。

結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。もう一度行こうか本気で悩んだくらい。

チケット売り場はかなり混んでいました。

一日乗車券で100円引き+高校生無料で、二つの展示を300円で見ることが出来ました。

私は知りませんでしたが、21世紀美術館といえばコレ。

スイミング・プール

 レアンドロ・エルリッヒ

このプールは無料でも見れて、入場した時は中に入ることもできます。

中に入って、母に上から写真を撮ってもらいました!

(水で歪んで見えるため、顔がめちゃくちゃに歪んだ写真が撮れる)

「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」

ものすごい数の作品があるという訳ではないですが、21世紀美術館は中くらいの展示室がいくつもある作りなので、展示室を何度も移動して一つの作品に時間をかけてみる形が多いです。

今回見た「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」はまさに21世紀美術館の展示方法にうってつけで、ある一定時間で動く作品が主。

それらはどれも大掛かりで、それでいて大変ち密に動きます。混んでいて体験できなかったものもありましたが、音・光を巧みに用いて、二人の世界に引きずり込まれて行きました。

先に書きましたがこの展示は「鑑賞」ではなく「体験」です。

触っていいという訳ではありませんが、一日を過ごしたように感じる家の模型(Conversation with Antonello アントネロとの対話)、激しい音を打ち鳴らして回転するメリーゴーランド(The Carnie ザ・カーニー)、などなど耳と目をフルで使わされるような作品になっています。

どの作品も「音」が特に重要視されているように感じました。そして大体共通して気味が悪く、メリーゴーランド(The Carnie ザ・カーニー)では小さな女の子も逃げ出す迫力。

幻想的なものたちが高い技術力の機械仕掛けでチキチキ動く様子は、非日常を味わわせてくれます。

美術館内の発見

うわ、となった柱。そこら中にありました。写真を見せる順番に悩むやつ。

「見ることの冒険」

こちらも体験型。「見ること」を再確認・再考させられる作品が沢山展示されていました。

「じっくり見る」「座って見る」「近くで見る」「鏡越しに見る」……美術館での作品鑑賞と言っても、立体・平面、それだけではありませんが自分たちは色んな「見る」を行ってきました。

それを特に意識させに来るこの展示ではいろんな発見が出来て、展示室に入る瞬間が「今度はどうやってみるんだろう」とワクワクします。

一度こういう展示を見ると、これからの美術館巡りも一味違ったものになりそうです。

21世紀美術館、かなり面白い展示が見れました。

美術館目当てでまた金沢に来るのもいいなあと思います。

 
 
 

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