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岐阜県美術館・21世紀の円空が集う「円空大賞展」

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2018年2月27日
  • 読了時間: 3分

岐阜県美術館(公式ホームページ)で開催中の「円空大賞展」に行ってきました!

開催趣旨(公式ページより引用)

円空は、江戸時代に美濃国で生まれ、修行僧として全国を行脚しながら生涯に12万体もの神仏像を彫り続けたと伝えられています。岐阜県では、「円空の独創性や慈愛の精神」を注目すべき本県の個性と捉え、平成11年度より土着の伝統に根ざしながら独創的な芸術を創造している芸術家を「円空大賞」として顕彰しています。

岐阜県美術館は、ゆとりと緑ある空間の中の白い建物。あちこちに作品が散りばめて置かれています。

今日は特に天気が良く、差し込む光が綺麗。全体的に白が基調で美術館らしい上品な空間です。

「円空大賞展」入口。岐阜県美術館は大抵が高校生以下無料なので、とてもありがたい……

岐阜県美術館には何度も来ています。

この展示ではなんと写真撮影がOK!

沢山撮ってきたので、楽しみを奪わない程度に数枚は載せようと思います。

Spirit of ENKUの文字の背後にチラリと見えるのは、今回の円空大賞に輝いたブラジルの彫刻家エンリケ・オリベイラさんの作品。

もう一つ大きな作品が美術館多目的ホールに展示されていましたが、そちらも木を用いた迫力のある作品です。

気になったので作品を遡ってみると、基本的に木を扱う大きなものが多いようです。あまり詳しいことが分かりませんでしたが、この方の作品を他にも生で見てみたいと思わされました。

こちらは土屋 仁応(つちや よしまさ)さんの作品。

他にも幾つも展示されていましたが、どれも美しいものでした。

繊細な命を秘めたような雰囲気と、女性の手で撫でたようなたおやかさのある彫刻です。

この方の展示場所のみ暗くなっており、より楽しむことが出来ました。

庄司 達(しょうじ さとる)さんの作品。この方は名古屋芸術大学造形科の教授だそうです。

こちらは展示されていた庄司達さんの作品の中では最も大きく、なんと次の作品を見るためにはこの中を通る必要があるんです。

木のみで作られたほかの作品とは違い、白い布を用いているのが特徴ですね。この布が生み出す空間に惹きつけられます。この作品ではそんな中に自分も入ってみることが出来るのが面白いです。作品にぶつからないように通るのは少し緊張しました(笑)

円空大賞展の作家さんの話を聞ける鑑賞会もありました。

これには行けませんでしたが、ご本人からの実際の解説は聞きたかったです……

ちなみに同時に「フォトアート岐阜 写真展」・「輪の会展」が開かれており、ぐるりと回ってきました。

岐阜県美術館のミュージアムショップは今こんなことになっています。

「ナンヤローネSHOP」とあり、岐阜県美術館でいつからか始まった「ナンヤローネ(公式ホームページ)」という取り組みと絡めて展開されているのかな、と思います。ミュージアムショップが大好きなので覗かずにはいられません。

ホントに天気が良くて、即逃げられましたが敷地内の小さな川でカラスの水浴びが見られたりしました(笑)

真向かいにはこちらも大きめな図書館が

 
 
 

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