可児市立帷子小学校へ馬頭琴授業!演奏・どうぶつクイズ・衣装体験……
- Admin
- 2018年2月23日
- 読了時間: 4分
可児市立帷子小学校への馬頭琴授業に参加させていただきました!

先生の車で送っていただき、小学校へ。
今回のお相手は二年生の皆さん。
馬頭琴が出てくるお話「スーホの白い馬」は二年生で習うのがほとんどなので、毎年この時期に、二年生向けの馬頭琴授業の依頼がたくさんあるそう。


グラウンドも校舎もとっても広い学校です。


荷物を運び出して、小学校の先生の指示に従って三階へ向かいます。
モンゴル衣装や馬頭琴、小道具や資料などたくさんの荷物があるのでちょっと大変……


こちらが授業会場の音楽室。


調弦したり荷物を整えたりして、準備していきます。

馬頭琴授業では定番の、モンゴル衣装体験の準備も。全員分ではないですが、鮮やかで煌びやかな衣装はワクワクします。

私たちも着替えてリハーサル。

素敵な衣装をお借りしました。

いよいよ本番では、「スーホの白い馬」「走る馬」など馬頭琴に関係した曲は勿論、「さんぽ」「ゲゲゲの鬼太郎」なども演奏しました。私には弾けない曲がまだまだあるので、弾ける曲以外では黒板に張った歌詞を指示棒で指し示したりしていました。

これはモンゴルの写真と共に説明をしているところ。

移動できる家「ゲル」の説明も、模型を使って行います。

そしてとっても盛り上がってくれたのが「どうぶつクイズ」!
この動物はモンゴルにいるかな?いないかな?と動物のパネルを使ってクイズをしました。
「イヌはモンゴルにいると思う人~?」と聞くと「いる~!」と大きな返事をしてくれたり、「ラクダはいると思う人~?」と聞くと「えっ、いるのかな?」と友達と考えてみたり……とても楽しんでもらえて私も嬉しかったです。

馬頭琴も体験していただきました。まずは先生方に渡すと、「先生ずるい!」と声が上がる(笑)
この後には順番に並んで全員に触ってもらいました。
ちょっと恐る恐る触ってみて、音が出て、パッと笑顔になる。そんな様子に「参加してよかったなあ」と何度も思いました。

一部の子には衣装も着てもらい、お披露目します。

この長~い青い布は、「こんなに長い布もベルトにしちゃうんだよ」と見せている時です。
更に小学校の先生にぐるぐる回ってもらい、巻き付けてしまったり。


今度は全員いっぺんに。モンゴルに伝わるお話に出てくる踊りで、赤い布を持って、演奏に合わせてみんなで歩きながら踊りました。とっても簡単な振り付けなので、すぐに友達と笑いながら踊ってくれました!

最初から最後まで、思っていたよりずっと二年生さんの反応が凄く良くて、喜んでもらうをこの上なく味わえた日になりました。
更に今回は給食を一緒に食べさせていただくことに。

職員室までお迎えに来てくれました。
そういえば私も小学生の時こんな役をやったなぁ、とつい懐かしくなります。

なんとラーメンの日! 揚げ餃子も大好きです。
袋に入った麺も懐かしい。半分に指で麺を切って、スープに半分づつ入れて食べたりするんですよね~。
クラスに一人は麺をそのまま食べてる人がいたり。
あと給食って、改めて食べて気づきましたがホントに量がちょうど良い……

「牛乳じゃんけん」を眺めていると、小学生に戻った気分でした。
沢山の子が話しかけてくれましたが、「モンゴルから来たの?」聞かれたときには思わず戸惑いました……ごめんなさい、愛知から来てます、私は隣の県なんです……
「もっと馬頭琴触りたかったなあ」とも言ってくれて、嬉しくもちょっと寂しくもなりました。

ペンと私のノートを渡すと、馬頭琴や馬、そして好きな人の名前を書いてくれました。「すきな人 13人」「だれか♡だれか」などとにかく好きに書いてくれるのが面白すぎて、馬頭琴授業が終わった後は私がいろんなことを教えてもらう番になっていました(笑)

私は小学校6年生のときに不登校になった時期がありましたが、こんなに楽しいこともあったんだなあと思わされます。

可児市立帷子小学校へ行かせていただけたのは本当に良かったです。
こんなに喜んでもらえると、私ももっと上手くやりたくなりますし、楽しんでもらえるよう色んな工夫をしてきた先生方の気持ちが分かりました。
私を参加させてくださった可児市立帷子小学校の先生方、二年生の皆さん、ありがとうございました。
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